音痴は治る



音痴矯正風景
現在まで130例を越える矯正に成功してきている

<YUBAメソッドによる新発声指導法 >

 矯正の目的は、メカニズム的に無理のない効率のいい発声状態に再調整し、問題を克服することにある。
 訓練中は、聴き、処理し、発声するこれら一連のことを繰り返し行い、常に客観的に観察しながらその判断能力を高めるようにすることが大切である。
 発声機能の作動状態 [1呼気圧の状態、2構音の状態、3内喉頭筋(裏声・表声のバランス)の運動状態]を観察し、症状に適合した矯正を行う。 
声帯について


1. 構音等:口の開け方と姿勢
<1>口の開け方
a.顎関節を起点に口を上下に真っ直ぐに開閉し、口の開け方を正す
b.明確な母音形成(アイウエオ)、子音Lを伴った発音(La la la la la la)

<2>立ち方
a. 軽く尻筋を締めうなじを伸ばして真っ直ぐに立つ
b. つま先を肩幅程度に横または斜め前後に開く
c. 重心を少し前ぎみにする 
口の中を微笑んだ状態に保ち視線は水平線上遠くに焦点を集める


2. 裏声・表声の分離・強化と換声点バランスの調整
<1>ピュアファルセット傾向の息漏れの裏声
a. 梟の鳴き声「ホー・ホー」(息漏れ状態の裏声)
b.犬の遠吠え「ウォー・ウォー」(息漏れ状態の勢いのよい裏声)  

<2>息漏れのない表声(地声)
a. 喋る状態で明確な「あ」母音を発声する(息漏れのない表声)
b. 一音高を保ち明確な発音状態で「あーーー!」と歌う(息漏れのない強い表声)

<3>裏声・表声を分離状態で歌う
a. 息漏れの少ない裏声で音域幅のあまりない簡単なメロディーを歌う
b.息漏れのない強めの表声で音域幅のあまりない簡単なメロディーを歌う

<4>換声点バランスの調整
裏声から表声へ、表声から裏声へ換声点を越えて歌う


4. 基本音型
a.音階を歌う:ド-レ-ミ-ファ-ソ-ラ-シ-ド-シ-ラ-ソ-ファ-ミ-レ-ド(1オクターヴ)
b.アルペッジョを歌う:ド-ミ-ソ-ド-ソ-ミ-ド(1オクターヴ)
c.跳躍ド-ド(高)-ド(1オクターヴ)

5.  歌詞唱(簡単で短い曲)
a. 歌詞を朗読
b.苦手な部分を集中的に訓練し全体をバランス良く
調整して1曲を仕上げる


「3つの基本音型と簡単な短い歌1曲を一般的に許容でき音程で歌える」という矯正達成の基準を設け、実践した結果、矯正に要した平均時間は、約1時間であった。現在までに約130例の矯正を手がけているが、全てにわたって格段の改善がみられた。


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